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何の集団?実はこれ全部ハタ織り機。後ろはタンスの群れ(倉庫1階) |
糸紡ぎもこんなに沢山あるのです
(倉庫2階) |
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山のように積まれた長持ちの前で、ハタを織る(倉庫1階) |
| 大物の臼も大量揃い(倉庫1階) |
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田中氏所有の2階建倉庫には、氏が50年以上の年月をかけて蒐集した青森県内の民具が、1万5千点余り、静かに保管されている。
例えば1階には、南部地方で使われていた「機織り機」がずらりと、そう、数にすればゆうに130台はあるだろう。「機織り機」だけで、130台。壮観である。
その様な普段は見られない光景を目の当たりにすると、「よくもまぁ、こんなに」という、感嘆の言葉しか出てこない。
田中氏の奥さんは、「ばかなのよ」と笑い、氏も「ばかだからできたんだよ」と言って笑うだけだが、そんな氏は、なる程、確かにただならぬ「ばか」に違いない。 “ばかでいられなければ、凄くもなれないのだ”と、平凡な人間はしみじみ思うだけである。
「民具之田中」の商品は、そんな田中氏が青森県内の町村を丹念に回り、集めた物だけで構成されている。ご自身の膨大なコレクションを、売り切る店舗なのである。今まで倉庫に眠っていた、骨董の世界で言う所の、“うぶい”品ばかりが揃っている。そんな店は、全国広しといえども、希有なのではないだろうか。
田中氏の民具に、田中氏が映っている。北国青森の、無頼な一人の民俗学者がそこにいる。
その人となりに、ぜひ、触れてみて欲しい。
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